6月19日にバンガロール競馬場芝1600mを舞台に行われたThe Colts Championship Stakes (Gr.1) 。
過去5年の勝ち馬を見ると

2011 PRONTO PRONTO
主な勝ち鞍 インディア2000ギニー(Gr.1)、ダービーバンガロール(Gr.1)

2012 MACHIAVELLIANISM
主な勝ち鞍 インディア2000ギニー(Gr.1)

2013 ALAINDAIR
主な勝ち鞍 ムンバイダービー(Gr.1)、ダービーバンガロール(Gr.1)、Turf Invitation Cup(Gr.1)

2014 BE SAFE
   主な勝ち鞍 ムンバイダービー(Gr.1)、インディア2000ギニー(Gr.1)、ダービーバンガロール(Gr.1)

2015 PHOENIX TIGER
主な勝ち鞍 インディア2000ギニー(Gr.1)

過去5年の勝ち馬のうち、2013年のMACHIAVELLIANISMを除いた4頭がその年のインディア2000ギニーを勝利。
3頭が1月後のダービーバンガロールを制するなど、クラシックで活躍する馬を多数輩出しており、今後のクラシックシーズンを占う意味で重要なレースとなっています。

また、2013年の勝ち馬ALAINDAIR、2014年の勝ち馬BE SAFEはどちらも翌年のムンバイダービーを制しているほか、2012年のこのレースで8着だったSUPER STORM、2015年のこのレースで5着だったDESERT GODは翌年のムンバイダービーを制しており、このレースの出走馬の中から、来年のムンバイダービーを勝利する馬が現れるかもしれません。


今回のレースは共にデビューからここまで連勝中のSERJEANT AT ARMSとWHOMAKESTHERULESの二頭が人気を分け合う形に。
SERJEANT AT ARMSは、父がIKHTYAR、母はラーイ産駒のRAHYS SERENADEという血統。
半兄にスーパーマイルカップ(Gr.1)をはじめ重賞6勝のDIEGO RIVERAや、重賞レースで6勝を挙げたONASISがいる良血馬です。

WHOMAKESTHERULESの父はインドのチャンピオンサイアーMULTIDIMENSIONAL、母父がRAZEENという現代インドの黄金配合。


勝利したのは単勝オッズおよそ2.1倍の一番人気に支持されたIKHTYAR産駒のSERJEANT AT ARMSでした。

以下全着順

1着 SERJEANT AT ARMS
2着 SUPREME GENERAL
3着 WHOMAKESTHERULES
4着 STAR CRACKER
5着 BOLD MARCH
6着 BATTALION
7着 EMPERADOR
8着 MADURO
9着 SUMMERHILL
10着 LIGHTNING ATTACK
11着 ENGLAND